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  2009年5月8日〜6月8日 
ギリシャ フランス スイス オーストリア チェコ ハンガリー
海外紀行
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日程表
チェコ | プラハ(Prague)
2009.6.2(火)
ウィーン
プラハ




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2009.6.2  晴れ
7:00〜早起きしてシュテファン寺院の朝のミサに参列して、1時間程で終わりホテルに戻り9:40チェックアウト。ホテル直ぐ前のリフトで地下鉄シュテファン駅からウィーン南駅へ。
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日程表




ウィーン南駅

ウィーン郊外の南駅は首都ウィーンの華やかさとは違い質素で地味な佇まい、国際列車の発車駅には見えない。プラハ行きは10:58発、ホームは全て2階になっていて緩やかなスロープのエスカレーターで上がり待合室で待つ。ウィーン〜プラハは出発前オーストリア国鉄のホームページからインターネットで予約していた。
発車時間が近くなったので15番線ホームに入り停車中のプラハ行きの列車を確認、乗車する。予約した車両は通路を挟み1・2列でゆったりしている。車内はがらがらで乗客は2人の若い女性と我々だけだった。


駅前

構内 

ウィーン郊外に出た頃女性乗務員が検札にくる、予約票を見せる。
印刷したバーコードを読み取らせよう機会を操作するがなかなか上読み取らないので予約票を持ってい行き、しばらくして戻ってきて、サインをしてこれでOKと予約票を返される。窓の外は延々と緑の原野が続く同じ景色だ。時々停車する駅は最近まで共産圏の国らしく錆びて放置されたままの車両があったり、廃墟のような建物も多く見られ郊外村々の家は手入れもされず、どこも暗い感じが漂っていた。


プラハ中央駅

プラハに近づくと車内には国民的作曲家スメタナの『わが祖国・モルダウ』が流れはじめ車窓も賑やかな街の景観に変わってくる。列車は30分遅れて15:30プラハ中央駅に到着。



ホームのエスカレーターが見当たらないのでトランクをかかえて階段を降りる。チェコの首都の中央駅にしては静かで活気もなく国力の違いを感ずる。駅の両替所で100EURをKc2140に両替する。レートがいいのか悪いのか解らないがとにかく使える貨幣を持ってホテルに行かなければと思った。

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ホテルには地図では歩ける距離と考え駅を出て歩いていく。石畳の道はトランクをもっては歩きづらいがティーン聖母教会裏のホテルにチェックイン。部屋は別棟のレストラン上の24号室角部屋。部屋がとにかく広い、天井も高く少し落ち着かない。窓の外は石畳の道に左には教会の塔が見えて風情いっぱい。




着替えて外にでる。


ホテルからはティーン教会とその前が旧市街広場でヤン・フス像や旧市庁舎の時計塔など人気スポットですごい観光客だ。


時計塔の前は時報になると姿を現す12人の使徒を見ようとする人で埋まっていた。


群衆のお目当ての12人の使徒


からくり時計を見た後細い石畳の裏通りをを抜けてカレル橋に。


カレル橋両側には30聖人像⇒

カレル橋前を左に折れヴルダヴァ(モルダウ)川沿いを歩くと左に立派な国民劇場、明晩ここでオペラを観劇する予定。



国民劇場
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劇場前はナーロドニー大通り、歩いて、途中のテスコという大きなスーパーマーケットに寄って買い物する。その先にヴァーツラフ広場の通り反対側を左に入ると、モーツァルトがドンジョバンニ初演の際 自ら指揮をしたことで有名なエステート劇場前に出る。


プラハの春の舞台ヴァーツラフ広場

エステーと劇場は想像していたのと違い小ぶりで現代的な外観だった。映画『アマデウス』の舞台にもなっている。エステーと劇場前を更に進むとホテルから歩き始めの旧市街広場に出てホテルに帰る。ホテルで夕食。


エステート劇場
2009.6.3(水)
プラハ2日目

ティーン教会
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2009.6.3 晴れ プラハ2日目
7:00起床、ラジオ体操、朝食。9:00今日はプラハ市街全域を踏破するつもりでホテルを出る。最初はホテル前のティーン聖母教会をお参りする。教会はレストランの間の通路先の奥まった場所にあって解りづらいのか人影もまばら、教会を出るとすぐ前が旧市街広場〜時計塔〜旧市街裏道をカレル橋へ。


カレル橋

昨日は眺めただけの橋の欄干に並ぶ 30聖人像 を一つづつ写真におさめながら橋を歩いてヴルダヴァ(モルダウ)川を渡る。

右8番目の像両端を触ると幸運に恵まれる。


橋を渡るとプラハ城への石畳の道が続き、まもなくミクラーシュ教会前に出る、そこから更に左上にあがり白いアーチをこぐり石段の先を左に進み、ロレッタ教会から右に歩くとプラハ城正門にでる。


門前で4人の演奏家が路上ライブしていて『モルダウ』を奏でている。12時から衛兵交代があるのでしばらくモルダウの演奏を聞きながらしばし広場やプラハ市街の遠望を眺める。





衛兵交代を見た後城に入る。聖ヴィート大聖堂は入場者が長い列をなしているので中には入らず外観を眺めて脇の道を奥へ、庭園にでてそこからのプラハの眺めは最高で飽きることなく見入ってしまった。


プラハ王宮からみたプラハ市街

帰りは反対側のプラハ城東門から両側がぶどう畑のなだらかな坂道を下ってカレル橋1つ下流のマーネス橋へ、ヴルダヴァ(モルダウ)川を渡ると左にプラハの春音楽祭メーン会場「芸術家の家」がある。プラハ音楽祭はスメタナの『わが祖国』が開幕曲である。


ベンチから先ほど見てきたプラハ城を眺めながら休憩して、川沿いの遊歩道をカレル橋方向に歩き国民劇場のチケットを受け取りに行く。劇場横のチケットセンターのような事務所を尋ねながら見つけ予約書を提示すると5月18日までに受取り支払うという規約があってそれを見落とししていた。インターネット予約の際カード支払いすべきだった。


びっくりして旅行中で18日に受取るのは無理と困った顔をしていると係りの男性がパソコンで空席を探してくれ、前から3列目の中央がキャンセルで空きがあるとパソコンで席の位置を確認してそこでどうですかと聞かれすぐOKする、メモ書きを渡され通路向こうの事務所に行ってメモを見せて下さいと指示されたので向かいの事務所(そこが本当のチケット販売所)に行き女性事務員さんにそのメモを渡すとすぐに3列目中央席2枚を2400Kc(日本円で12000円くらい安い!)で発行してもらう。


初めの男性といい、チケット販売の女性といい、とても親切で暖かい対応に感謝。朝から良く歩き疲れてホテルに帰り昼寝する。
18:00ホテルを出て国民劇場へ行く。劇場ホールには着飾った人が多数歓談しながら開場を待っていた。


@ A B C
オペラ『カルメン』
当夜の配役

@カルメン
Jolana Fogasova

Aドンホセ
Valentin Prolat

Bミカエラ
Dana Buresova

Cエスカミリオ(闘牛士)
Roman Janal
オペラ『カルメン』あらすじ
第1幕 
セビリアの煙草工場でジプシーの女工カルメンは喧嘩騒ぎを起こし牢に送られることになった。しかし護送を命じられた伍長ドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がす。パスティアの酒場で落ち合おうといい残してカルメンは去る。
第2幕  
カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンと会うが、上司との諍いのため密輸をするジプシーの群れに身を投じる。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていた。
第3幕   
冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをする。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示する。 密輸の見張りをするドン・ホセを婚約者ミカエラが説得しに来る。思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白する。カルメンの心を繋ぎとめようとするドン・ホセだが、カルメンの心は完全に離れていた。
第4幕  
闘牛場の前にエスカミーリョとその恋人になっているカルメンが現れる。エスカミーリョが闘牛場に入った後、1人でいるカルメンの前にドン・ホセが現れ、復縁を迫る。復縁しなければ殺すと脅すドン・ホセに対して、カルメンはそれならば殺すがいいと言い放ち、逆上したドン・ホセがカルメンを刺し殺す。


18:30開場、あまり期待していなかったが劇場はとても重厚でシックな雰囲気でヨーロッパの音楽文化の層の厚さを感ずる。舞台はオペラ『カルメン』で途中30分の休憩をはさみ19:00開演〜21:30までだったが舞台装置も出演者も当時のカルメンの時代に導いてくれているようで良かった。何度もカーテンコールに答える出演者に拍手を送りながら席を立つ。


オペラの余韻を残しながら外へでるとトラムが走る先にライトアップしたプラハ城が聳え絵ハガキのような夜景だった。



夜の国民劇場


国民劇場前トラムの向こうがプラハ城

帰りの道すがらオペラを見る前に見つけておいたビアレストランに入る。


国民劇場の見える窓際の席に案内してもらいプラハ料理で遅い夕食をとり夜の街を歩いてホテルに帰る。


ティーン教会脇の路地を抜けるたところにホテル。




2009.6.4(木)
プラハ3日目
2009.6.4 晴れ プラハ3日目
8:30朝食後歩いてフローレンツバスターミナルへ、明日朝乗車予定のブタペスト行きオレンジ・バス運行状況を確認して地下鉄でホテルに帰る。


午後からプラハ最後の街歩きに出かける。火薬塔近くから旧市街のマリオネットの店で孫二人に木製おすわり人形を、クリスマス用品の店で家にはロシアが発祥といわれるサンタクロースのマトリョーシカ人形を買う。支払いにプラハの貨幣と残りをカードで支払う。


プラハのお土産に サンタクロースの『マトリョーシカ』を買う


エステート劇場横を歩いていると反対側の歩道から中年男性が駆け寄ってくる、誰かと思ったら昨夜食事したビアレストランのマスターだった。今夜も又寄らせてもらうと握手して分かれてホテルに戻り明日の荷造りをする。夕方又昨夜のレストランで夕食、勿論マスターは大喜びで迎えてくれる。注文内容をチェックして手にしていた旅行ガイドブックの写真からこれに変更しなさいと勧めてくれたのはウィーンの料理だった。


そんな最中にボーイさんが料理を運んで来てしまうが、一品を厨房に持ち帰らせ10分くらい待って欲しいと言ってマスターお勧めの料理に変更されてしまう。それは押し付けでなく好意一心と感じられ言葉が解らないで注文に不自由しているとおもんばかっての事と理解してお任せする。こんな経験は初めて。


マスターから
ビアグラスを
お土産に貰う

しばらくしてその料理が運ばれ美味しくいただく。帰り際ボーイさんににテーブルのコースターを所望すると新しい物を4〜5枚用意してくれている時マスターが来てちょっと待ってと奥から黒ビール用の大ジョッキーを持ってきてお土産に進呈され、プラハ最後の夜でこんな気持ちいい思い出を作ってもらった。プラハに又来る事があったら必ず又来ますとマスターと握手して皆さんに送り出され店を出る。歩きなれたナーロドニー通りからエステーと劇場、旧市街広場を通ってホテルに帰る。

ウィーン ブダペスト
プラハ・カレル橋上の30聖人像
右(1)       左(1)          右(2)        左(2)       右(3) 
左(3)         右(4)        左(4)       右(5)        左(5)
右(6)           左(6)        右(7)       左(7       右(8) 
左(8)          右(9)        左(9)        右(10)      左(10)
右(11)        左(11)        右(12)      左(12)        右(13) 
左(13)        右(14)       左(14)       右(15)       左(15)
プラハ・カレル橋上の30聖人像
ウィーン ブダペスト
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